ブータン添乗日記 vol2

 ブータンは中国とインドにはさまれたヒマラヤの桃源郷、
100年前から続く王国です。
半鎖国状態で、他国との交流もあまりなくひっそりと暮らしてきた農業国です。
チベット仏教(大乗仏教、密教)が国教で、国中いたるところに寺院や仏塔があり、
橋や峠など風の通るところにはルンタと呼ばれる経文旗がたなびいています。

公の場では民族衣装の着用が義務付けられており、男性は日本のどてらに似た『ゴ』
女性は『キラ』と呼ばれる一枚布を着ています。
農業以外に主要な産業はなく、人々の生活も質素でいまだに自給自足の生活が
ほとんどです。

食事は赤米や蕎麦を食べますが、唐辛子中心の料理で辛いのが特徴です。

この国を有名にしたのはGNPならぬ、グロス・ナショナル・ハピネス(GNH)です。
ブータンは国民総幸福量が豊かで、経済力はないが国民はどこよりも幸せに暮らしているという自負です。
具体的な政策として、無理な開発をしない、産業の振興よりも自然環境を優先する、
伝統文化を守り近代化は急がないなどです。
このグロス・ナショナル・ハピネス(GNH)の考えを支えるのは仏教の教えです。

世界は近代化を推し進めてきました。 そして今、立ち止まっています。
これからどう進めばいいのか、どこを反省すべきなのか。
そのヒントがこのブータンの旅で見つかるかもしれません。

つづく


ブータン添乗日記 vol1

 

先週、先々週と続けて2本、お寺さんのグループでブータン!!に行ってきました。

ブータンは今、世界中から注目の【国民総生産よりも国民総幸福量(GNH)を

目指す国】です。

急激な経済発展よりも自然を守りながら国民の幸福を第一に考える王様のいる国です。

実際、国民の97%が幸福ですと答えています。(ホント?

 

航空機も2機しかなく、国内線は飛んでいません。 私たちはバンコクから飛んだのですが、とにかく2機を使いまわしていますので出発が朝早く、夜中の2時30分のモーニングコールになってしまいました。

飛行機の中では民族衣装(キラ)を着た素朴な女の人が、素朴な食事(赤米と唐辛子野菜の煮付け)をサービスしてくれます。

そしてヒマラヤの山々を抜けて本当に素朴な、空港()に着陸します。

そこにはお寺のような木造建築(ターミナル?)があり、民族衣装を着た人々が歩いています。 空港の周りはヒマラヤの峰々が陽光に輝いています。

しかし、そこに降り立ったとたん私たちは不思議な感覚に包まれました。

「懐かしさ」、「安らぎ」「親しみ」・・・ 着いたばかりなのにまた来たいという強い思い。

この不思議な感覚はどこからくるのでしょうか??

 

                                                 つづく